殺 菌 消 毒 方 法 |
手 法 |
長 所 |
短 所 |
塩 素 消 毒 |
塩素残留量
有利塩素 0.1mg/1 以上
結合塩素 0.1mg/1 以上 |
⑴ 手法が確立されている
⑵ 末端の水栓で容易に濃度を検出することができる |
⑴ 機器、配管の腐食が促進される
⑵ トリハロメタンが発生する
⑶ 塩素臭が残る
⑷ アルカリ性温泉では効果がない |
二 酸 化 塩 素 消 毒 |
酸化殺菌
二酸化塩素の分解時にできる活性酸素を利用 |
⑴ トリハロメタンの発生が少ない
⑵ 塩素殺菌より残留効果が長い
⑶ 殺菌力が塩素殺菌より強い
⑷ 消臭効果が強い |
⑴ 反応で残った亜塩素酸濃度が高くなると、人体に悪影響を与える
⑵ 貯蔵ができない
⑶ 溜ると爆発する危険がある
⑷ 取扱いが難しい
⑸ アルカリ性温泉では効果がない
⑹ 臭気が強い |
紫 外 線 照 射 殺 菌 |
照射 |
設置が容易である |
⑴ 給湯に適用できない
⑵ 局所的な消毒であり、残留効果が無い
⑶ 照射間にスケールが付着すると、効果が著しく低下する
⑷ ゴムスリーブなどが痛み易く、漏水が生じやすい |
オ ゾ ン 殺 菌 |
⑴ 1~2mg/1のオゾンを注入する
⑵ 紫外線照射殺菌と併用すると効果的 |
瞬間的にウイルスなどを不活性化する |
⑴ 設置費用が高い
⑵ 局所的な消毒であり、残留効果が無い
⑶ 機器、配管の腐食が促進される
⑷ 設置スペースが必要である
⑸ オゾン自体が有毒である
⑹ 有毒な副生成物が出るため、それを除去するための設備が必要になる |
銀 イ オ ン 殺 菌 |
⑴ 水流中に銀と銅の電極を設置し、荷電により銀イオンと銅イオンを発生させる
⑵ 銀イオン濃度は、軟水の場合には30ug/1~50ug/1、硬水の場合には、49ug/1
にする
⑶ 銅イオンの濃度は、銀イオン濃度の10倍程度とする |
⑴ 残留効果がある
⑵ 設置が容易である |
⑴ 現場に設置された装置のデータが無い
⑵ 銀を沈殿させるpHの値などのデータが無い
⑶ 硬水の場合には、電極にスケールが付着し効果が低減する |
ピ ュ ア リ ス ト |
マニュアルに従って、適度の
濃度で投入 |
⑴ 洗浄時の濃度や、定期投入の濃度のマニュアルが確立されている
⑵ 設備費用がいらない
⑶ バイオフィルムを容易に分解除去できる
⑷ 浴場などの、床や浴槽内の清掃が容易になる
⑸ 消臭効果が強い
⑹ 残留効果がある |
鉄イオンが大量にあると、変色する |